【生理のむくみ】3つの原因と今日から出来る簡単対策

生理中むくみが気になるという女性は多いのではないでしょうか。
普段でも朝方や夕方むくみが酷くなることが多いですが、生理中はとくにむくみやすくなりますよね。
わたしも生理中のむくみに悩んでいたことがありました。
足もパンパンにむくんでしまったり、指もむくみ指輪がきつくなってしまったり…身体中がむくみによってダルくなりツライですよね。
生理中のむくみをできるだけ早く解消したい方のために簡単むくみ解消方法をご紹介します。

1、生理中のむくみ!むくみはなぜ起こるの?

体内で不要になった老廃物や疲労物質、余分な水分を回収して運ぶ「下水道」のような役割を果たしてくれているリンパの流れが悪くなってしまうと、排泄されるはずの水分や老廃物が体に残ったままになり、それがむくみを引き起こす原因になります。
さらに生理中は、黄体ホルモンが増えるため身体に水分を溜めこみやすく、むくみやすくなります。
生理中に身体を冷やしてしまうことによりむくみが酷くなることもあります。

2、生理中は控えるべき!生理むくみの原因3つ

生理中のむくみの原因はどのようなことがあるのでしょうか。
あなたの生理中の生活習慣は大丈夫ですか?
普段から生活習慣をきちんとしないと生理むくみを酷くしてしまいます。
生理中のむくみの原因を3つご紹介しますのであなたの普段の生活と照らし合わせて考えてみましょう。

(1) お酒の飲みすぎ

お酒には利尿作用があるため、飲み過ぎると体の水分が失われやすいのでお酒の飲みすぎは、次の日にむくみを引き起こしやすくなります。
また、元々むくみやすい体質の方は、水分を多くとりすぎてしまうと水分が体に残ってしまいむくみが起こります。
人の体は60%が水分で出来ていると言われています。
このバランスがうまく保たれないと生理むくみを酷くしてしまいます。

(2)塩分と糖分の大量摂取

体内で不要になった老廃物や疲労物質、余分な水分を回収して運ぶ「下水道」のような役割を果たしてくれているリンパの流れが悪くなってしまうと、排泄されるはずの水分や老廃物が体に残ったままになり、それがむくみを引き起こす原因になります。
さらに生理中は、黄体ホルモンが増えるため身体に水分を溜めこみやすく、むくみやすくなります。
生理中に身体を冷やしてしまうことによりむくみが酷くなることもあります。

塩分には水分を溜めこむ作用があるので、塩分の多い食事ばかりすると余分な水分まで溜め込んでしまうのでむくみへと繋がっていきます。
そして塩分とともにもう一つ注意したいのが糖分です。
あまり知られていませんが、糖分も塩分と同じくらい水分を溜めこみやすいです。
糖分は甘く口当たりがいいため、塩分と違って摂り過ぎてしまう可能性が高いので、より一層の注意が必要です。
特に寝る前や深夜に甘い物、塩辛い物を食べすぎてしまうと夜は代謝機能が低下しているので朝にむくみが出やすくなってしまいます。

(3)血行不良

リンパの流れが悪くなりむくんでしまうのは、血行不良が原因です。
血行不良を起こしてしまう主な原因をいくつか紹介していきます。

・長時間同じ姿勢を取り続ける
お仕事などで常に同じ体制で作業をしていたり、新幹線や飛行機など移動中もずっと同じ姿勢をとっていると血行不良を起こしリンパの流れが悪くなります。
動いている時は、水分が体の中を巡っていますが、動いていない時は、特定の部分に溜まりやすくなりむくみやすくなります。

・運動不足
普段から適度な運動を行わないと、基礎代謝機能が低下してきます。
大人になると運動する機会が減る人が多いので、その結果むくみやすい体質になります。日々の運動を心がけましょう。

・生理中の冷え
女性の多くの人が冷え性に悩んでいる人も多いと思います。
冷えることにより血行不良が起こりむくみに繋がります。
生理中は特に身体を冷やさないように心がけましょう。

3、生理むくみを解消!スッキリむくみ改善マッサージ

生理によるむくみが起こるとツライですよね。
そんなときは、早くむくみを解消したいと思うひとが多いと思います。
むくみが起こっているのはリンパと血液の流れが悪くなっているからです。
リンパと血液の流れを良くしてむくみを解消しましょう。
生理中のむくみに効果がある、おすすめのリンパマッサージをご紹介します。

生理むくみを解消!血行を促進

顔がむくんでいるときは、冷やすより温める方が、むくみを早く解消できることが多いです。
温めるのと、冷やすのを繰り返すと血流がよくなるので、リンパの流れも良くなりむくみが取れやすくなります。

(1)お手軽!顔のむくみ解消法

① 顔にホットタオルをあてる
② 次に顔に冷たいタオルあてる
③ 交互に何度か繰り返す
※ホットタオルで終わると、目元の乾燥を招いてしまうので、必ず冷タオルでクールダウンしてから終了して下さい。
この手順で行うと、むくみが緩和されやすくなります。

(2)簡単リンパマッサージの方法

① 手を交差し鎖骨(鎖骨の下)をさする。
② 首を上下にさすって鎖骨リンパへ流す。
③ 耳の後ろのくぼみをおす。
④ 耳の周りをぐるぐるなでる。
⑤ 最後に、①をもう一度。

鎖骨リンパや首のリンパがつまってしまうと顔の血行も悪くなりむくみに繋がるので、上記のリンパマッサージをすることでむくみを緩和することができます。
簡単にできるので試してみてください。

(3)生理むくみを解消!むくみに効くツボ

ツボをおすときは、あまり強くおすのはNGです。
指の腹を使ってやさしくおしてください。
ツボをおす時間と手をツボから戻す時間は同じにしましょう。
(7秒ツボをおして7秒かけてツボをおした手を戻す)

おすすめのツボとその場所

・頬車(きょうしゃ)…耳たぶの下と下あごの中間に位置するツボ
・承漿(しょうしょう)…下唇の中央の下の少し凹んでいる部分より少し下にあるツボ
・睛明(せいめい)…左右の目頭と鼻のつけ根の間の骨が凹んでいるところにあるツボ
・迎香(げいこう)…小鼻の両脇の少し凹んだところにあるツボ
ツボおしなら時間がなくてもいつでもどこでもできるので、むくみを感じたらやってみましょう。

4、今すぐ解消したい!酷い生理むくみを解消する3つの耳つぼ

あなたは耳つぼを知っていますか?
足ツボは知っているけど耳つぼは知らないという人も多いかと思います。
しかし実は、耳つぼは足ツボよりも効果があると言われています!
今すぐ生理むくみを解消したい人必見!耳つぼ3つをご紹介します。

(1)渇点(かってん)

喉の渇きを抑え水分の過剰摂取を抑制して水分コントロールをしてくれるツボになります。
水太りの改善にもなるツボです。

①渇点の場所
耳と顔の付け根U字部分の斜め上が「渇点」になります。

②渇点の【マッサージ方法】
渇点は、ツボおし棒やピンセットの裏側で何度かおしてあげるかツボをツボおし棒やピンセットの裏側で擦って刺激してあげましょう。

(2)眼点(がんてん)

眼点は、お肌の悩みを解消してくれる万能なツボになります。
むくみ解消はもちろん、目元を引き上げしわにも効果のあるツボになります。
美肌を目指す方にはとてもおすすめな万能ツボです。

①眼点の場所
耳の下部U字から真下に耳たぶまで直線で結んだ真ん中が「眼点」になります。

②眼点のマッサージ方法
眼点はとてもおしやすい場所にある為、耳たぶを指で挟み揉みながら眼点を刺激しマッサージをしてあげましょう。

(3)面頬区(めんきょうく)

面頬区は、頬周辺の筋肉の調整やリフトアップ、フェイスラインの引き締めに効果のあるツボなので顔のむくみには最適なツボになります。

①面頬区の場所
面頬区は、眼点の斜め上に位置しています。
他のツボとは違って点ではなく広範囲になります。

②面頬区のマッサージ方法
面頬区はとてもおしやすいところに位置しているので指を使用して面頬区を表裏から挟み、少し上を意識して上に引っ張りながら揉んでマッサージをしましょう。

5、日々の生活が肝心!生理むくみを予防する効果的な2つの方法

生理中のむくみを解決するためには、日頃むくみ予防を行うこともおすすめです。
生理むくみを予防する効果的な2つの方法をご紹介します。

(1)生理むくみを予防!運動やストレッチを心がける

現代ではなかなか運動をする時間は取れないかもしれませんが、一定時間に一度屈伸をしたり、足首を動かしたりするなど簡単なストレッチをするだけでもむくみの予防法として効果を期待することができます。
身体のリフレッシュや筋力アップは、代謝が上がり身体にためこんだものを押し流す力が強くなるという事でもありますので、むくみの予防方法としてはとても効果的です。
お風呂に浸かるだけでも血流が改善されてむくみには効果的ですので、普段シャワー浴の方も入浴をするなどをしてみましょう。

(2)生理むくみを予防!「カリウム」と「ビタミンB群」を摂ろう

むくみの原因になってしまう塩分や糖質を控えるのはもちろんですが、どうしても難しい場合がありますよね。
その場合には「カリウム」が含まれる食材も摂取するようにしましょう。
カリウムは摂取しすぎてしまった塩分を排出してくれる作用があるためです。
カリウムはが含まれる食材はほうれん草、納豆、バナナ、アボカド、海藻などが主に挙げられます。
その他にもう一つ「ビタミンB群」も意識して摂取しましょう。
ビタミンB群は糖質をエネルギーに変えたり、糖質の代謝を促進してくれたり、取りすぎてしまった糖質に対して効果的な作用があります。
ビタミンB群は豚肉やレバー、うなぎ、かつおやマグロなどに多く含まれていますので、なかなか食事が見直せない方は減らすのではなく、カリウムやビタミンB群をプラスして摂取するようにすればむくみ予防になります。
苦手な食べ物でなかなか続けられない場合はサプリメントで代用しましょう。

6、まとめ

むくみは、女性にとって天敵でできるだけ早くむくみを解消したいですよね。
普段からむくみで悩んでいる女性は多いのに生理中は、代謝やリンパの流れが滞り、さらに冷えによって生理中のむくみを悪化させます。
普段から代謝UPやリンパの流れを良くし、冷え対策をすることが大切になります。
今回ご紹介したことを今日から実践し、生理むくみを解消して楽しい日々を過ごしましょう。

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