男性、女性ともにたくさんの方が肩こりに日々悩んでいると思います。肩こりに悩む人はとても多く、肩こりが悪化してしまうと頭痛や吐き気に繋がってしまうこともありとてもツライですよね。
肩こりの症状や原因、肩こり解消に効果のある耳つぼをご紹介します。
目次
1、肩こりの症状
首から肩周り、背中の上部あたりの筋肉が疲労して緊張が高まる状態により痛みや圧迫感、疲労感などを肩こりといいます。肩周りや首、背中上部が重荷をズシッと背負ったような違和感、不快な症状や痛みを感じます。
身体的や精神的ストレス、自律神経の乱れによる肩周りの筋肉の緊張や血液やリンパの流れが滞り肩こりがおこります。
2、肩こりの原因
身体的や精神的ストレス、自律神経の乱れによる肩周りの筋肉の緊張や血液やリンパの流れが滞り肩こりがおこりますが、どのようなことが原因なのでしょうか。肩こりには様々な原因が考えられますが具体的な原因をいくつかご紹介します。
(1)長時間同じ姿勢を取り続ける
仕事などで常に同じ体制で作業をしたり、新幹線や飛行機など移動中もずっと同じ姿勢をとっていると血行不良を起こしリンパの流れが悪くなり肩こりの原因になります。
(2)運動不足
普段から適度な運動を行わないと、基礎代謝機能が低下し血行不良を招きます。大人になると運動する機会が減る人が多いので、普段から筋肉が使われないと筋肉の緊張や疲労が起こりやすくなり肩こりの原因になります。
日々の運動を心がけましょう。
(3)眼精疲労
現代ではパソコンや携帯電話の普及により、パソコンや携帯電話を長時間使用することで目を酷使しているため眼精疲労が起こり肩こりの症状を引き起こす原因になります。
(4)肩の筋肉の緊張
寒い時期や冷房により寒いときに身体を縮こめてしまうことがあると思います。肩周りが縮こまってしまうことにより肩に力が入り筋肉が緊張し肩こりの原因になります。
(5)緊張やストレス
身体的や精神的ストレスにより律神経が乱れ、肩周りの筋肉の緊張や血液やリンパの流れが滞り肩こりの原因になります。
3、肩こりを放っておくとどうなるの?
肩こりを放っておくと頭痛やめまい、吐き気、腕が上がらなくなったり、慢性症状に進むことがあります。五十肩、狭心症や胆石、椎間板ヘルニアなどの病気の症状として肩こりが起こる場合もあるので注意が必要です。
肩こりだけではなく、他の個所に痛みやしびれの症状が起こった場合や痛みが続く場合、吐き気やめまいが起こる場合は病院へ受診しましょう。
4、肩こり解消に効果のある耳つぼ
肩こり解消に効果のある耳つぼを3個所ご紹介します。
(1)神門(しんもん)
とても万能なツボでどんな悩みを解消するときも「まず神門(しんもん)からおすといい」と言われています。筋肉の緊張をほぐしてくれるので、まず神門(しんもん)を刺激し自律神経を整えてから肩こりのツボを刺激していきましょう。
・神門(しんもん)の場所
神門(しんもん)は、耳の上部の三角形をしたくぼみのところにあります。三角形の頂点になる場所の少し下のところが「神門」(しんもん)になります。
・神門(しんもん)のマッサージ方法
くぼみにある為少しおしにくいですが、親指や人差し指でおせる方は指でおしましょう。指ではおせない方は、ピンセットの逆側や綿棒などでピンポイントにおしてあげましょう。
(2)肩、(3)肩関節(かた、かたかんせつ)
肩・・・いろいろな原因から起こる肩の痛みや運動障害を治す効果があります。
肩関節・・・肩関節周辺への効果があります。
・肩、肩関節(かた、かたかんせつ)の場所
肩・・・耳の外側の中央より少し下の部分になります。(上が肩関節)
肩関節・・・耳の外側の中央より少し上の部分になります。(下が肩)
・肩、肩関節(かた、かたかんせつ)のマッサージ方法
肩こりに効果のある耳つぼは、とてもおしやすい場所に位置しているので、親指と人差し指でツボを挟みおしてあげましょう。綿棒やピンセットの裏側を使用して何度か押してあげてもOKです。
ツボをおすときに、ツボをおすだけおしてすぐ指を離してしまう人が多いと思いますが、ツボをおした時間と同じ時間をかけておした指を戻してあげることがポイントです。
5、ワンポイントアドバイス
現代は、スマートフォンやパソコンの普及によって肩こりに悩む方が増えています。肩こりが酷い方は、肩こりだけでなく目も疲れている印象を受けますので、肩こりのツボと目のツボ「眼点」(がんてん)を一緒に刺激してあげることがおすすめです。耳つぼでツライ肩こりを解消して快適な生活を手に入れましょう。
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